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My Favorites Vol.5は、ファカルティのKEIKOこと村松圭子から、今年話題となったドラマ「愛の不時着」をご紹介します。

他のファカルティのMy favoriteがとても真面目に書かれている中恐縮ですが、私は違う角度で心底気に入ったMy Favoriteを書きたいと思います。今回は、少し前に夢中になり、実はそこから何人かのCRR Global Japanのファカルティメンバーも裏でハマっている、Netflixの「愛の不時着」について紹介したいと思います。

私の不時着が始まる

「愛の不時着」は2019年に放送された韓国のドラマです。1話が1時間半近くあり、それが全部で16話まで続くという、聞いただけで途方に暮れてしまうボリューム感です。これまであまり韓国ドラマにハマったことがない私が、まさか夢中になるとは思ってもいませんでした。まさにこれも不時着。このコロナで在宅が増える中、見事に私のフリーな時間を充実させてくれたドラマです。

簡単な概要としては、パラグライダーの事故で韓国から北朝鮮へ不時着する韓国の財閥令嬢でありファッションブランドの経営者ユン・セリ(ソン・イェジン)と、北朝鮮の大尉リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)がどう愛を築くかという物語。もちろん、ドラマなので、あり得ない設定が途中何度もあるわけですが、ちょっとそこを耐えると入り込むことができます。

実は私は1個下の後輩からの紹介でこの作品を知りました。「ときめきますよ〜」と言われて見たものの、なかなかときめかなかった私。年齢の一歳差でこんなにもときめき度合いが違うのかと意地でもときめくまで見ようと決めた結果私は8話までときめくのに時間がかかりました。が、改めてこれを見返してみて(そう、2回目です)8話の前にもたくさんのときめき要素がありました。安心してください。

ここでは誠に勝手ながら、このドラマの7話までのときめくシーン3つをお伝えします。ネタバレありです。8話以降はこれを読んでみなさんが見られる時に対話会したいですね。最後に無理やりORSCのメガネで見たときに見えてくる魅力も伝えたいと思います。

KEIKOが選ぶ、ときめくシーン

◉市場ではぐれたユン・セリにアロマキャンドルを持ってリ・ジョンヒョクが現れた時 (第4話)

以前、市場で彼女のためにろうそくを買って帰ったリ・ジョンヒョクに対してアロマキャンドルではないことに残念がるユン・セリを想って、迷子になったユン・セリを彼はアロマキャンドルに火を灯して彼女を見つけるシーンです。一見、彼女のわがままが出ているだけと思い過ごしてしまう話なのですが、彼はちゃんと彼女の話を聴いているんですね。そして、この困っているセリを今度はアロマキャンドルで探すあたりがもう女性の心を鷲掴みでした。

◉仲間と庭で貝プルコギと焼酎を共にするシーン(第4話)

このドラマは恋愛だけでなく、サスペンス、アクション的な要素もあれば、家族愛、仲間愛も大きく描かれているのが魅力です。なかでも、リ・ジョンヒョクとその部下4人の兵士と過ごす時間はとても温かく、ユーモアがある時間。たくさんそんなシーンがあるのですが、このみんなで貝を食べるシーンでは「私はブイヤベースでしか、貝は食べたことない、ソーヴェニヨンブランしか飲んだことがない」と言いながら何個も何杯も口にするユン・セリの姿があります。本国では大成功を収めながら、普段はほとんど食欲がなく、家族仲も悪い彼女にとっては貴重な時間であり、間にリ・ジョンヒョクと目を合わせる姿はキュンキュンポイントです。

◉リ・ジョンヒョクが入院している間に交わす会話のシーン(第7話)

普通北朝鮮に不法で入国したら射殺されてもおかしくない状況のなか、主人公の2人は「助ける人ー助けられる人」の関係性でした。もちろん、いろいろ間にシグナルは出ていたのですが、ここはある意味初めてそれ以上の関係性であることを明確になる瞬間です。彼女をどうにか無事韓国に返すように命まで張った彼。撃たれた彼をおいていくことをユン・セリはできず、乗るはずだった飛行機を逃し、彼を看病します。目覚めた彼の一言は「なぜ、帰らなかったんだ。ここまでみんな命を張ってやったのに」という彼女への憤りでした。そして、しばらくしてから後ほど、彼を放って置けなかった彼女の気持ちに気づくのです。「帰りたかったけど、帰れなかった。私も一度はあなたを守りたかった」そんな彼女の気持ちを知り、2人の距離はグッと縮まります。キュンキュンポイントです。

みなさんいかがでしょうか。
見た人からは「ここも!」という意見が出てきそうですね。まだまだときめきポイントはあるのですが、まずはここまでに抑えたいと思います。

タイムスピリット(時代の精神)の存在

そして、もう少し引いて、この作品をORSCのメガネで見てみると、この作品にはたくさんの「タイムスピリット(時代の精神)」が存在しています。「タイムスピリット」とは個人を超えて、その背後にある文化や歴史のように、社会の根底に存在している考え方や価値観を指します。このドラマで言うと北朝鮮と韓国という政治的背景も「タイムスピリット」として大きく2人の関係性を影響しています。また、文化として、肩書きが上の人の指示に必ず従うもの、男女のあるべき姿という目に見えないけど影響を与えているもの(タイムスピリット)が存在する中、目の前にいる相手とどう対峙したいのか、その時の「正しい関係性」Right Relationshipを求め、行動している主人公の姿に共感や憧れも持った人も多いのではないでしょうか。
まだ見ていない方は、この夏没頭して見る1本(16本)としてお勧めします。

  • 村松圭子

    • 村松 圭子
    • CRR Global Japan合同会社トレーナー
    • ORSCC, PCC, CPCC

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    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、株式会社リンクアンドモチベーションにて企業の新卒採用コンサルタントとして従事。
    家族の転勤により、2010年から2016年の7年間の間に香港とロンドンで過ごし、その間にCPCC、後にPCCを取得。フリーランスとしてBloom Lifeを設立し、コーチングやワークショップを開催。
    2017年1月より日本を拠点に活動。「日本人のプレゼンスをさらに高めたい」という想いからリーダーシップを主軸としてエグゼクティブ・コーチングや企業・NPO・スポーツチームに対するシステムコーチングを展開。
    コーチとしては7年目の2019年、株式会社THRIVEを設立。
    また、2019年度ラクロス19歳以下女子日本代表のゼネラルマネージャーも務める。

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