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ORSat 20.09.18

チームコーチの重要性をティール組織の事例から紐解く 

ティール組織の特徴

ティール組織には以下の3つの特徴があると言われています。

1つ目が「自主経営」で、「上下関係ではない新しいカタチの組織構造である」ということ。

2つ目が「全体性」で、人をコマや歯車のように扱う機械的な組織ではなく、「一人ひとりがありのままで働ける、安心安全で本領を発揮できる環境をつくっている」という特徴です。

3つ目が「存在目的」で、企業の目的が生存と最大化になっている中、「わたしたちは、どんなギフトを世の中に提供できるのか」ということを常に探求し続けているというイメージですね。これも誤解が多いのですが、「ミッション・ビジョン・バリュー」のように事前に定めた戦略ではなく、組織で色々なことを試行錯誤しているうちに「このためにやっていたんだ!」と後で気付くような感じのもので、しかし確実にわたしたちに根付いている、そういうものを「存在目的」と呼びます。

日本でも「ティール組織」が広がっていく中で、「ノールールがティール組織だ」というような誤解があったりしますが、世界中のティール組織を見ると、全然ノールールではなくて、様々な仕掛け・仕組みがあります。組織によって違いはありますが、割と共通する仕組みをリストにしたので、それを見ていきたいと思います。

  • 「リーダー、マネジャーを置かない」という組織は結構あります。流動的で柔軟に変えられる仕組みも多いです
  • 意思決定プロセスが、会議や上司によるものではなく、アドバイスは求めるけれども最後は個人が自分で決められる「助言プロセス」を導入しているところも多いです
  • 採用は採用部門だけで行うのではなく、働く仲間が自ら採用に乗り出して行うというところも多かったりします
  • コーチとかメンターという存在もよく聞きます。そして今日のテーマであるチームコーチもよく聞く存在です
  • 「ストーリーテリング」という、ロジカルな話だけではなくて、一人ひとりの働いている人がストーリーを語る場面が多い印象です
  • 最近流行りのマインドフルネス的な内省の空間・場所や仕組みというのも、取り入れている組織は割と多いです
  • 華々しい「ミッション・ビジョン・バリュー」を明文化して掲げて、それに基づいてバラバラになりそうなメンバーをまとめたり、強制的にこっちの方向に行かせるというようなコントロール感はなく、みんなが「何のために自分たちの組織はあるんだろう」と存在目的を考え続けることを実践している組織が多いですね

以上が、ティール組織によく見られるパターンです。今までのやり方が「性悪説」に基づいて、多くのルールやプロセスがあったものが、ティール組織では「性善説」ベースで最小のルールやプロセスになっていることが特徴です。

  • 島崎 湖

    • 島崎 湖
    • CRR Global Japan合同会社トレーナー
    • ORSCC, PCC, CPCC

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    1990年女子栄養短期大学部卒業。玩具メーカーの株式会社タカラ(現:株式会社タカラトミー)に入社。採用・研修を中心とした人事業務全般及び人事制度改革に従事。2002年家族の転勤都合で退職。その後、コーチ養成機関であるCTIジャパンにて勤務。その間、CPCCを取得及び米国にてリーダーシッププログラムを修了。
    2004年より「人は必ず持って生まれた使命=その人本来のリーダーシップがある」ことを信じ、プロコーチとして独立。エグゼクティブからビジネスマン、主婦の方、オリンピック選手など様々な方に向けてコーチングを実施。
    2010年、ORSCCを取得し、組織の関係性にフォーカスをあてたコーチングを企業やNPO、地域のコミュニティ等に対して本格的に開始。個人・組織・社会をつなぎ、生命体としての「システム」の目線を育てることからの組織/コミュニティ開発を展開中。東日本大震災以降、新しい時代への橋渡し役を意識し、「システムコーチ」という役割にこだわりながら東北支援も継続中。
    2006年PCC取得。アイ・エス・エル(ISL) コーチングファカルティ
  • 原田直和

    • 原田 直和
    • CRR Global Japan合同会社トレーナー
    • ORSCC, PCC, CPCC,TLCP

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    1975年山口県宇部市生まれ。
    大学卒業後、外資系製薬会社にて15年間、営業の現場から日本の営業戦略企画、組織開発担当を従事。様々な営業組織の経験を通じて、チームメンバーや組織内の関係性が業績・成果に影響を与えること実感する。
    その経験をもとに2014年に「誰もが自由にイキイキと生きれる持続可能な社会・会社の組織創り」をテーマに現在のHeart of the Earth株式会社を設立。
    システムコーチとして大手企業からベンチャー、中小企業、行政/NPO、病院など様々な形態の組織風土改善プロジェクトや次世代リーダー育成プログラムなど組織開発サポートを手がける。また、経営者や医師など組織のリーダーに対する1on1のコーチングを提供している。その他に、大学生向けビジネスインターンシップ「海外ビジネス武者修行プログラム」のファシリテーターとして、次世代リーダーの育成にも力を入れている。
    CRR Global Japanの創設に関わり、現在は社内の経営(主にマーケティング・法人)部門を担っている。

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