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ORSat 21.06.30

組織内チームコーチ™️だからできること

組織内チームコーチ™️だからできること

組織内チームコーチ™️だからできること
〜【後編】今、なぜ「組織内チームコーチ™️」が必要なのか?〜

「組織内チームコーチの実践事例紹介オンラインイベントレポート」
〜今、なぜ「組織内チームコーチ」が必要なのか?〜シリーズ

【前編】 システムコーチングとの出会い 
【中編】 システムコーチング導入時の苦労と変化
【後編】 組織内チームコーチだからできること (今この記事を読んでいます)
【Q&A】 自組織へのシステムコーチング導入に向けたQ&A

CRR Global Japan では5月14日(金)、「〜今、なぜ『組織内チームコーチ』(*)が必要なのか?〜 組織内チームコーチを育成し、ミドルマネジメントが自走する組織を創る」というオンラインイベントを開催しました。

現在、急激な社会変化の中、組織の変革が急務となっています。トップは高い志を持ちながらもそのメッセージが伝わりきらず、ミドルマネージャーは目の前の成果を上げることに追われ、本来注力すべき本質的な課題に取り組むエネルギーが残っていないという話を聞きます。その結果、チーム・組織の活力が停滞し、目指している成果が得られないケースが散見されます。こうした課題を乗り越え、組織全体が成長していくための鍵は、ミドルマネージャーをサポートする「組織内チームコーチ」の存在にあると弊社では考えています。

今回のイベントでは、システムコーチング®の資格(ORSCC)を持ち、組織内チームコーチとして活動しているMSD株式会社の戸村玲子さんとSansan株式会社の三橋新さんをゲストにお迎えし、弊社の島崎湖と原田直和が話を伺いました。【後編】では、システムコーチが社内にいるのがなぜ良いかという点について掘り下げていきます。

(*)「チームが組織全体のために機能していくよう支援する存在」と定義しています。チーム内で人間関係の対立が起きた時には中立的な立場で仲裁や解決のサポートをしたり、チーム全体で起きている問題を発見し、指摘するなどの役割を担っています。


――今、無料セミナーでも紹介しているんですけれども、ミドルマネージャーが抱える悩みのほとんどが人間関係の悩みなんです。上司との関係性であったり、部下との関係性であったり、他の部署との兼ね合いとか。システムコーチのように、間に入ってくれる人がいるというのは大事なのではないかと改めて思いました。

マネージャーとチームコーチで役割分担ができる

三橋さん:マネージャーとやり取りすることが多いのですが、マネジメントはやはり事業を進めていくことの比重が高くて。しかもスピーディーにやっていかなければいけないので、人や組織にかける時間が少なくなったり、その専門知識を学ぶのに一歩奥手になってしまうことがあると思います。

社内にそういう専門の人材がいることの価値は、その辺にあるのではないかと思います。事業と組織の両方が大事という中で、そういう役割分担ができると成り立っていくという感覚があります。

システムコーチングの知識を
会社の大きな方向性の中で活用できる

戸村さん:システムコーチのようなスキルを持った人がなぜ社内にいると良いのかという話ですが、アジャイル変革という大きな変革を考えた時に、人事としてやることはたくさんあります。中の人間がシステムコーチングの知識を持っているメリットは、それを戦略的に会社の大きな方向性の中でストーリーとして活用出来ることではないでしょうか。なかなか外部の方だと、そういう変革の早い段階から会社の方向性を考慮しながら関わるのは難しいと思います。

――中の人がやると、やればやっただけさらに社内の情報が入ってくると思うので、また次が見えて、そのサイクルがすごく早く始まるだろうと思います。

戸村さん:そうですね。やはり社員の皆さんとの距離感もだいぶ近くなりますし、信頼関係もできるし、かつ中にいるとこのセッションは外部に頼んだ方がいいという判断もできると思います。また、そういう知識を持った人が社内にいないと、システムコーチングというオプションがあることを思いつかないと思います。社内の人間がそういう知識を持っていたり、ある程度その実践ができるという価値は、そこにあるのではないかと考えながら仕事をしています。私の場合はシステムコーチングを、いくつかの解決方法とか手法の道具箱の1つとして使っています。

マネジメントと信頼関係を結んで、より早く見えない課題を顕在化できる

三橋さん:なぜシステムコーチが社内にいると良いかという話ですが、会社の中では課題が明確になっていないことが多く、その中で外部にコーチングを頼むハードルはすごく高いと思います。何のお金を使って、その成果は?と起案で求められると思うので。社内の場合は、外部に頼むよりもだいぶハードルが低いと感じます。課題を明確にするところから入れるので、マネジメントと信頼関係を結んで、より早く見えない課題を顕在化できるところが社内にシステムコーチがいるメリットだと感じます。

――Q&Aへ行く前に、1つお二人にお聞きしたいのですが。社内でシステムコーチングするの、怖くないですか?

コロナ禍でシステムコーチングのニーズはすごく高い

戸村さん:まだ会社に導入し始めた時は不安がありましたが、今は、組織に対するニーズがあることを確信しています。去年は会社の変革に加えて、コロナが後押しをしているなという感覚があります。

第1回目のシステムコーチングのセッションを対面で実施した時に、ものすごくうまくいきました。「よしこの勢いでやるぞ」と思ったらコロナが起きてしまいました。それまで計画していたたくさんのシステムコーチングのセッションを実施すべきなのか延期すべきなのかを考えたのですが、ウェブで意外とできたのです。

まず感じたのが、そもそもコロナで圧倒的に対話やコミュニケーションが減っているので、こういったシステムコーチングのツールを使って、気持ちを話す、声を出すことはとても大事だなというのがまず1つ目です。もう1つは、いろいろなデジタルツールを使ってみて、ウェブでも遜色のないセッションができるなと感触を得ました。あと参加者からウェブだと他の人の目を気にしなくて意見を出せるので、より正直に声を出せるとも言われました。

これが対面で上司や関係者の目があると、ちょっと勇気がいるものが、逆にウェブだと比較的できるそうです。もちろん対面の良さはたくさんありますが、システムコーチングはウェブでもできることが分かり、コロナ禍でシステムコーチングのニーズはすごく高いなと感じました。

リーダーが対話の時間をいかに意図的に作れるかがすごく大事

三橋さん:怖いかという問いでしたが、怖くありません。やはりニーズが高いなと思います。逆に今のマネジメントリーダーの人たちがこういう対話の時間をいかに意図的に作れるかがすごく大事だと思います。

コロナ禍において昔のように机を並べて雑談することはもうできないわけで。こういうシステムコーチングというツールを通じて、本当に思っていることを伝え合う、現状を理解していくということはすごく大事だと思います。特にリモートワークでは、新しく入ってきた方々は遠慮があって、日常的な関係性の中で声を出しにくくなっていると感じます。

当社はSlackというツールを使っているのですが、Slackでもメッセージが返ってくるのに時間のタイムラグがあるし、電話をかけるほどでもないし。「自分で考えて、止まってしまう機会がある」という声が最近挙がってきているので、まずその課題解決に着手しています。対話の場がないと、そういう声すら出てこない。そっちの方が怖いと思いますね。

――【Q&A】では、リスナーの方から寄せられた質問について、ゲストのお二人に聞いていきます。

(ORSCCのライター:大八木智子)

自組織へのシステムコーチング導入に向けたQ&A
〜今、なぜ「組織内チームコーチ™️」が必要なのか?〜


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