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WorldWorkers 22.01.27

すべての人が人を生かしあう未来を【後編】/ORSCC櫻本真理

すべての人が人を生かしあう未来を【後編】/ORSCC櫻本真理

株式会社コーチェット代表取締役CEO
株式会社cotree代表取締役CEO
/ORSCC櫻本真理

【前編】「人を生かし、育て合う社会」を作りたい
【中編】コーチングの場を広げていく
【後編】すべての人が人を生かしあう未来を (※現在この記事を読んでいます)

昨年の春、国内最大級のコーチングカンファレンス“Coaching Transformation 2021”を主催し、成功裡に終えられた櫻本真理さん。

World Workersの特別企画として真理さんにインタビューを実施、【後編】はORSC(システムコーチング)を受講した体験から得られたことや、今度の展望を中心に話を聞いていきます。

ORSCの知恵があらゆる場所に生きている

――少し話は変わりますが、カンファレンスの中で、櫻本さんがORSC(システムコーチング)を受講されたという話をされていましたが、なぜ学ぼうと思われたのですか? 

ORSCのことは、知人が facebook等のSNSで投稿していたのをきっかけに知りました。それを見た時に、このプログラムはどんな風に行われていて、どんな風に身に着けていけるのかは全くイメージできていませんでした。

ただ、会社を経営している中で個人向けコーチングの限界というものを感じ始めていたタイミングでもあったので、システムズアプローチをコーチングで使うことができればと思い、まずは基礎コースを受けてみました。その体験がすごく良くて、応用コースにも行きました。たくさんの知恵をいただいたのですが、その知恵が自社の経営をはじめ、社内のメンバーとの関わり、クライアントの関わりなどあらゆる場所に生きている感覚があります。ファカルティの皆さんの軽やかなあり方にも、すごくインパクトを受けました

その後、プロフェッショナル実践コースへ行くとは思っていなかったんですが、信頼できる人たちが行くというので、つい申し込んでしまって(笑)。結果的に出産する時期と重なったのですが、参加して本当に良かったです。ORSCを受けていなかったら、私自身の経営者としてのあり方が、また違っていただろうなと思います。

――経営者としてのあり方がどのように違っていたと思いますか? 

構造や関係性を変えていけるという選択肢を持てるように

私は元々、課題や人にフォーカスしやすいタイプでした。例えば、何か問題が起こった時に、人に紐付けがちになっていた所があって。問題が何度も続く人に関しては、この人には問題があるから何とか変わってもらわないと、みたいな感覚で接してきました。だからうまくいかなかった採用もたくさんあったんですよね。

ORSCの視点で見ると違って見えることがたくさんあって。その人自身の問題なのではなくて、構造を変えていくことができるとか、関係性を変えていくことができるという選択肢を持てるようになりました。そのことだけでも余裕が生まれた感じがしています。問題に対して「問題と向き合う」ことをしていると、できることが限られてくるんですよね。もっと全体の中で変えられることがあると考えて、「こういうやり方もある、ああいうやり方もある」という視野を持てるようになったのはすごく大きかったと思います。

さらに、誰も悪くないと思えるようになったことは、すごくパワフルな変化です。経営者向けのコーチングを通じて気づきを提供する上でも、1つ大きな視点の転換を起こす土台になったと思います。

――最後に、今後どんなことをしていこうと考えていますか?

理念を大切にしながら、いろいろな方々と連携したい

「人を活かし、育て合う社会」を作るという理念を大切にしながら、できるだけいろんな方々と連携しながらやっていきたいという気持ちがあります。例えるならば、一人一人、一事業者一事業者は雨粒だけれども、全体としては池ができているというイメージです。それぞれのプレイヤーの容量が大きくなればなるほど、その池が広がっていくような世界です。本当にすべての人が人を生かしあっている未来を作りたい。

そのためには、方向性が少し違っていても「願い」を共有している皆さんと、どう実現していくかをしっかり考えていきたいと思っています。その大前提として、私たちが信頼できる人たちであらねばならないと。私たち自身が何かを一緒にやるに値する存在だと感じていただけるように、良いプロダクトを作っていく必要があるし、私たちの組織自体が目指したい社会の縮図になっている必要があると思っています。

【編集後記】
櫻本さんはお話の中で、何度も「願い」という言葉を使っていらっしゃいました。問題解決ではなく、「願い」から未来を創ろうとする櫻本さんやコーチェットの皆さんのあり方が、コーチングカンファレンスという場に素晴らしいインパクトを起こしていたように思います。同じ「願い」を共有した人たちが連携することで、これからコーチング業界に、もっと言えばこの社会に何が起きていくのか、とても楽しみです。
(ORSCCのライター:大八木智子)

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